いつのまにかン十年生きて<生かされて>きました。
自力がどれくらいか?他力がどれくらいか?カミサマ仏様のお助けがごれほどか・・・と考えることです。
立派に堂々と生き、世のため人のために活躍しておられる方も沢山見聞きしてきました。
つぶれた人や若死にした人もいくらか見てきました。最近の新聞紙上では、事故や災難の多発が報道されています。
平凡ながら、人に迷惑をかけず、たんたんと生きている方もおられます。
これらの「運命」は、誰がどのようにして決めるのでしょうか。
「生き様」が運命を形づくるようであります。
「生き様」は、遺伝、親や社会の立派な人を見習う、教育、学問、読書、環境から求め、得たものなどから得た「生き方」の実行でありましょう。
そして、「努力」の集積が人生に現れる、ということでありましょう。
その「努力」の仕方に、死に物狂いで頑張る、わき目も振らずに頑張る、夜も寝ないで頑張る・・・などがありますが、”チョット頑張る”という頑張り方もあります。
大成を望むなら、必死で頑張ることが必要でありましょうが、小成?でよければ、そこそこに頑張ったらいいのでは、という気もします。
「精いっぱい頑張る!」ことは大切ですが、頑張りすぎて、倒れたりしては、元も子もなくなります。
そうかといって、だらだら、ぐうたらでは、人生がもったいないですねー。
で、”ちょっと頑張る”生き方もいいのでは・・・と考える昨今であります。<若い人にはお勧めできないような気もしています>
まあ、トシを重ねて、この頃になって気がつくことです。若い人の参考になるかどうかは分かりません。
「人生」を考えるトシゴロになられたら、時に考えてみてください。
若い時に、外国航路の貨物船に乗って、冬の北太平洋をアメリカに向かったことがあります。
冬の北太平洋は、連日の荒れ模様です。ピッチング(船が前後に揺れる)では、船(130メートル)の舳先は天に向かい、次には海の底に向かうように揺れます。甲板を歩いてはおれません。
サロン食堂で、”ドクター、怖いですか?”と機関長に尋ねられました。
”ええ、ちょっと怖いです”と答えました。
そしたら、機関長が、”心配はいりませんよ。船は、エンジンが止まらなかったら沈むことはありません!”と話してくれました。この話は、人生の折々に思い出し、考えることです。
人生も「人生航路」とたとえられます。
人生でエンジンが止まるのは、心臓が止まったときでしょうが、心臓は動いていても、思考や行動や言語が止まった時(衰えた時)は人生の危機でありましょう。
それをどう乗り越えるかは、「ちょっと頑張る」を続けることだと思います。
それも、明るく頑張る、前向きに頑張る、周りの人の幸せを願って頑張る!!と効果が高いようであります。
私も、天地人の助けをいただきながら、”ちょっと”頑張って、この一年、無事無難に過ごすことができました。感謝しながら、新しい年も”ちょっと頑張って”いこうと考えています。
お互いに、ニッコリと頑張ってまいりましょう!!
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