2009年10月24日土曜日

「受け止め方」を変える

「人間」が「人生」を生きてゆきますと、色々の問題が出てきます。
健康問題、経済問題、人間関係、社会問題・・・などですねー。
その問題がいい結果を生めば、また自分にとって好もしいものであれば、シアワセ!アリガタイ!バンザイ!と笑っておれますが、嫌なもの、苦しいもの、つらいもの、腹が立つもの、情けないもの・・・などであれば精神的苦痛は大変なものでありましょう。
また、痛い・動けない・食べられない・眠れない・・・などの肉体的苦痛があっても、これは大変であります。
 色々の問題が出てきたとき、それにどのように対応するか<精神的に、肉体的に、社会的に>、どのように円満に解決するか、が問題であります。

 外出しようと思って玄関を出たら、つまずいて転んで手を折ったという人があります。
1 えー腹立つ! 2 運が悪い! 3 なんで私がこんなめに! 4 出かける前にいらいらさせた奴が悪い! 5 落ちていた石が悪い!・・・などと人や物に当たる方もあるでしょう。
私がうっかりしていて悪かった、足でなくてよかった、と思う方もあるかもしれません。
その”問題をどう受け止めるか、そのあとどのように生きてゆくか”が問題なのですねー。

 問題が起きたとき、相手を攻めるのでなく、自分を責めるのでなく、その問題を生かして、自他とも最善の結果になるように考え生きていくのが大切であると考えます。
「難あり 有難し」(黒住宗忠)
「いやな事が起きたら ありがとう! いいことがおきたら 感謝します!と言うと運命が良くなる」<イスラエルのおばあさんの言葉>(五日市 剛)
「問題」は、生かせばよくなるチャンス、不平不満を言えば事態は更に悪くなる!?ように感じています。

 肉体の異常でも、苦痛が強ければ対症療法も必要ですが、「なぜこんな苦痛がおきたか?」「どうしたらよくなるだろうか?」と、判っても判らなくても一応考えるクセをつけるといいですねー。
問題が起きても、考え、反省し、その後の「生き方」を整えると、今後の人生の向上に大いに役立ちます。
<ちなみに、肉体の異常は「悪いクセ」が長く続いた結果起きることが多いようです。
食べすぎ、飲みすぎ、偏食(甘いものや油物やアルコールが多い)、働きすぎ(やむをえないこともありますが・・)、睡眠不足、冷え、気の使いすぎや悩みすぎ・・・などが原因のことが多いように思います。
姿勢が悪い、テレビの見すぎ、携帯電話の使いすぎなどにも注意したいものです>

「問題(悪い、いやな、つらい、苦しい、痛い・・・など)が起きたら、”良くなるチャンス!!」と”受け止めて”、善処(みんな良くなるように)してまいりましょう。

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