「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も、成らぬは人の 為さぬなりけり」
昔、小学校か中学校で聞いた話です。
世の中には、大成した人、中成?した下人、小成?した人、はては成功できなかった人・・・といろいろあるようであります。<「成る」には、社会的なものと、個人的なものとがあると思います>
今も昔も、堂々と立派に生きてこられた人は、目的の方向性と努力が人の何倍-何十倍と凄かった結果であろうと、改めて敬意を表する次第であります。
自分が今あるのは<職業・立場・家庭・健康など>、生後より今日までの努力の結果でありましょう。
今、喜び、感謝し、元気で仲良く生きているとしたら、それはあなたの努力の結果です。
もしも、この反対の状態であるのなら、それも自分の招いたものでありましょう。
良ければ更に良くなるように努力を続ける、良くなければ良くなるように努力する。
これが人間の生き方だ、と改めて感じる昨今であります。
最悪!とも思える状況に生まれ、後に天下をとった「秀吉」という凄い先輩がおられます。
ナショナルの創設者の松下幸之助氏も、十代は厳しい環境を生きられたと聞いています。
人間が大成するのは、生まれではなく、志と、努力の量と方向性にあると感じるものであります。
北京のパラリンピックが終わりました。手がない、足がない、見えないなどの悪条件を克服して、健常者も叶わないような凄い健闘ぶりでした。
「為せば成る」のお手本を示されたようで、感動しました。
メタルを取った方も取れなかった方も、みな爽やかな”いい笑顔”をしておられました。
選手たちの努力とエネルギーを見習って、これからの人生を「為して」いこうと感じた次第です。
選手とご家族の、益々のご健勝とご多幸を祈るものです。
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