人間の「こころ」の動きには、「意志、感情、想念」があり、「智・情・意」とも表現されます。
「人間は感情の動物」という言葉もあります。みな人間活動には大切ですが、今日は”感情”について考えてみましょう。
「いい感情」・・・嬉しい・楽しい・いい気持・有難い・温かい・穏やか・シアワセ・・・など。「悪い感情」・・・悲しい・苦しい・いやな気持・恨めしい・冷たい・いらいら・不幸せ・・・など。ですが、人間には、誰も、その両方があります。そして、それらが、人生を毎日生きて行く上において、さまざまな事象を基にして、次々と湧きあがってきます。
感情が湧きあがってくるのは、1) 健康問題 2) 人間関係 3) 金銭関係 4) 肉体関係 5)社会問題・・などをモトにしています。いい感情が起こっているときは、そのままの状態の維持と発展に努力したあいい。が、悪い感情が起こったときは、よく考え、反省もし、勉強もし、また信用のおける人と相談もし、それを「良い感情」に変換する努力が必要であります。 人生航路には、今言ったさまざまな「人生問題」が起きてきます。<問題の度に、感情が動きます>
”問題の出ない人生はない” ”解決のできない問題は出ない!”といいます。短気にならないで、自己中心的にならないで、問題の円満な解決に努力し、”いろいろあって悩んだが、努力して良くなった!”<問題が起きて良かった!>というような結果になればいいですねー。
人間関係の問題が起きた、そして感情が乱れたときに、どのように解決するかが、今後のお互いの人生の「幸・不幸」を分けます。多くに人は、”自分が正しい(相手が悪い)”と言うでしょうが、はたして本当にそうなのか?冷静に判断することが大切です。 「A・B二者間に問題が起きた時は、両者の中間に立って、双方を”神の目”で等しく見る」ことが大切である!と、人生大学の師から教わりました。これは素晴らしい教えだと、問題が起きた折々に実行しています。
それでも解決策が見つからないときは、現状において最善を尽くすように努力していると、いい結果が導き出されるように感じています。
誤解や、勘違いや、見極めるめの曇りや、一方的な感情でトラブルが起きることもありましょうが、相手を責めず、あいての幸せを願って行動していたら、いつか「お互いに幸せな」状態が生まれて来るのではないでしょうか。
お互いの意志の疎通を妨げるものに”生い立ちの相違”と”前世の因縁”といったものもあるように感じていますが、「現状において、お互いの幸せのために最善を尽くす」努力を続けていたら、いつか関係や感情が好転するのではなかろうか・・・と考えることです。
いい感情は、喜び感謝して、さらに努力を続ける。悪い感情が起こったら、反省し、考え、良いほうに切り替えるように努力するといいですねー。「難あり、有難し!!」と生きたいものであります。 なお、「悪い感情」が起こっても、すぐ消えれば悪い影響はありませんが。強く、長く続くと、感情の種類と強さと遺伝がからんで、体のどこかに異常が起きてくる確率が高いようです<心身医学>お互いに気をつけてまいりたいものであります。
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