2011年3月30日水曜日

「感情」の種々相

人間の「こころ」の動きには、「意志、感情、想念」があり、「智・情・意」とも表現されます。
「人間は感情の動物」という言葉もあります。みな人間活動には大切ですが、今日は”感情”について考えてみましょう。

「いい感情」・・・嬉しい・楽しい・いい気持・有難い・温かい・穏やか・シアワセ・・など。「悪い感情」・・・悲しい・苦しい・いやな気持・恨めしい・冷たい・いらいら・不幸せ・・など。ですが、人間には誰にも、両方あります。そして、それらが、人生を、毎日生きていく上において、さまざまな事象のもとに、もろもろと湧きあがってきます。

感情が湧きあがってくるのは、1 健康問題 2 人間関係 3 金銭関係 4 肉体関係 5 社会問題・・などをモトにしています。いい感情が起こっているときは、そのままの状態の維持と発展に努力したらいい。が、悪い感情が起こった時は、よく考え、反省もし、勉強もし、また信用のおける人と相談もし、それを「良い感情」に変換する努力が必要です。 人生行路には、今言ったさまざまな「人生問題」が起きてきます。<問題の度に感情が動きます>

”問題の出ない人生はない” ”解決のできない問題は出ない!”といいます。短気にならないで、自己中心的にならないで、問題の円満解決に努力し、”いろいろあった悩んだが、努力して良くなった!”<問題が起きて良かった!>というような結果を招きたいものであります。

人間関係の問題が起きた<感情が乱れた>ときに、どのように解決するかが、今後のお互いの人生の幸不幸を分けます。
多くの人は、”自分が正しい、(相手が悪い!)”と言いますが、はたして本当にそうなのか?冷静に判断することが大切です。
「A・B二者間に問題が起きた時は、両者の中間に立って、双方を”神の目”で見る」と良いと、人生大学の師から教わりました。これは素晴らしい教えだと、問題が起きた折々に実行しています。

<解決策が見つからないときは、現状において最善を尽くす!ように生きていると、いい結果が導き出されると思います>

誤解や、勘違いや、一方的な感情でトラブルが起きることもありましょうが、相手を責めず、相手の幸せを願って行動していたら、いつか「お互いに幸せな」状態が生まれてくるのではないでしょうか。
お互いの意志の疎通を妨げるものに”生い立ちの相違”と”前世の因縁”もあるように感じていますが、「現状において、お互いの幸せのために最善を尽くす」努力をしていたら、いつか関係や感情が好転するのではなかろうか・・と考えることです。

「悪い感情」は、起きてすぐ消えたら、ほとんど悪影響はありませんが、強く、長く続くと、体のどこかに<その人の遺伝と感情の種類によって>異常(病気)を引き起こします。
胃潰瘍・ぜんそく・心臓病・高血圧・咽頭炎・脳出血・ガンなど、沢山の病気が「心身症」として起きると現代医学でも認められています。<心身医学>

「悪い感情は”命取り”」と、大いに気をつけて生きていれば、良い健康や運勢が出現したり維持できたりするものと考えます。 いい感情は、喜び感謝して、さらに努力を続ける。悪い感情が起こったら、反省し考え、良いほうに切り替えるといいですねー。「難あり 有難し!!」と生きたいものであります。 

0 件のコメント: