2010年4月26日月曜日

小学生の姿勢

新年度の春の身体検査が始まりました。今年の受け持ちは二年生です。
背中が丸く、背骨が歪みねじれている子が半分以上いる。
大きな子もいるが小さい子もいる。肥満が数人。
アトピーが少々。喘息が少々。
ハリソン溝(胸郭の下部ー乳部の下ーが凹んでいるービタミンA.Dの不足)が数人。

といったところで、大変な異常は見られないのですが、背骨の異常が多いのに、毎年ですが驚かされています。
背中が丸い原因は、普段の姿勢が悪い。正座をしない。椅子の問題(リクライニングは良くない)。ベットの問題。ゲーム機の問題(小2がどれほどゲーム機を操作しているのかわかりませんが・・・)
甘いもの(お菓子やケーキや菓子パンやジュースなど)が多く、骨や筋肉ががっしりしていない・・・などが原因ではないかと考えています。

丸いだけではなく、ねじれと歪みも伴っています。
左右の肩の高さが違う、左右の肩甲骨の高さが違う。

これらは、日常生活(家庭と学校)のクセですから、そして成長と発育に大きな影響がありますから、早く気づいて治してあげたいものです。
服を着ているときには、この変化は証明できません。
裸のとき、直立させて、後ろからデジカメなどで撮ってみてください。そしたら「子供の姿勢」がはっきりと認識できると思います。歪んでいましたら、ゆっくりと矯正(歪んだ反対のほうに体をねじる)に取り組んでください。気長にすると、家庭で治ります。

姿勢と食生活の見直しをされますと、発育も健康も(精神も)改善されることと思います。

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