新年度の春の身体検査が始まりました。今年の受け持ちは二年生です。
背中が丸く、背骨が歪みねじれている子が半分以上いる。
大きな子もいるが小さい子もいる。肥満が数人。
アトピーが少々。喘息が少々。
ハリソン溝(胸郭の下部ー乳部の下ーが凹んでいるービタミンA.Dの不足)が数人。
といったところで、大変な異常は見られないのですが、背骨の異常が多いのに、毎年ですが驚かされています。
背中が丸い原因は、普段の姿勢が悪い。正座をしない。椅子の問題(リクライニングは良くない)。ベットの問題。ゲーム機の問題(小2がどれほどゲーム機を操作しているのかわかりませんが・・・)
甘いもの(お菓子やケーキや菓子パンやジュースなど)が多く、骨や筋肉ががっしりしていない・・・などが原因ではないかと考えています。
丸いだけではなく、ねじれと歪みも伴っています。
左右の肩の高さが違う、左右の肩甲骨の高さが違う。
これらは、日常生活(家庭と学校)のクセですから、そして成長と発育に大きな影響がありますから、早く気づいて治してあげたいものです。
服を着ているときには、この変化は証明できません。
裸のとき、直立させて、後ろからデジカメなどで撮ってみてください。そしたら「子供の姿勢」がはっきりと認識できると思います。歪んでいましたら、ゆっくりと矯正(歪んだ反対のほうに体をねじる)に取り組んでください。気長にすると、家庭で治ります。
姿勢と食生活の見直しをされますと、発育も健康も(精神も)改善されることと思います。
2010年4月25日日曜日
「桜」に寄せて

桜は、日本の歴史、文学、美学、芸術、武士道などに登場し、文字どうり「花」を添えています。
淡い彩りで冬の終わりに、山に野に町に「桜色」の
演出をし、ぱっと咲いてぱっと散る・・・
華やかな中に一抹の哀愁を秘めたそのいさぎよさが日本人の共感を呼ぶのでしょうか。
「花は桜木 人は武士」
「咲いた桜になぜ駒繋ぐ、駒が勇めば花が散る」
「ものの皆 移り変わりゆく世の中に、花は昔の花に変わらず(良寛)」
「年ごとに咲くや吉野の桜花 木を割りて見よ 花のありかを」<吉野山の桜は毎年美しく咲くが、この花はどこから出てきたのだろうか。木を割ってみたら花の”もと”が判るのだろうか・・・?本当は、”木の命が花を咲かせた・・・!のではないだろうか>
など、興味深い話がありますが、何も考えなくても”春が来たなー、桜の花が今年も美しく咲いたなー、自然の演出は凄いなー”と感じるだけでいいような気がしています。
何も感じない”不感症”も淋しいですねー。
当市(東大阪市ー旧枚岡市)は生駒山の西麓にあり、山麓にも市街地にも桜の花が沢山見られます。
今年は気象の加減か、花が長く見られました。桜の花は、散っても美しいですねー(花筵)。
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