
「ランタナ」(クマツヅラ科ランタナ属植物)
150種が熱帯アメリカ・アフリカに分布、と辞典にあります。
往診の帰途、ふと隣家の空き地にこの花を見つけました。”わー!すごい花が咲いている!”と、カメラを取りにとんで帰りました。
直径は5-8センチの花です。
色形の絶妙の構成に、感激的な思いでシャッターを押しました。
あまり人の通らない小路に、こんな凄い花がさりげなく咲いている!!
誰かが種をまいたのか知りませんが、デザインし咲かせたのはカミサマに違いないと直感しました。
<カミサマとは、宇宙創造の神様、と思ってください>
”往診、ご苦労だね。ちょっと楽しませてあげよう・・・”と咲かせ、見せてくださったのかなーと勝手に解釈し、喜んでいます。
小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、野山の緑、四季おりおりに咲く花々・・・、日本の自然は美しいですねー。でも、日本に住む人々が、十人が十人、その美に対して感激性を持っておられるかなーとも思うことです。
美を認め感じるには、「余裕」ゆとりと感受性がいるようであります。
現在の日本(世界も)は、便利になり食糧や物が溢れ、自由で太平を謳歌しているようですが、
利便追求や、金や物を追い求め(すぎ)、せかせかと時間と体力と精神を消耗し、心も体も疲れがたまっているように見受けられます。
でも、悠々とゆっくりのんびりしていたら時代に取り残される、ほかのものに負ける!?・・・
<現代、昔からの自然なゆっくりした生活をしているのは、オーストラリアのアボリジニ、アメリカのホピ、アフリカのマサイ、ヒマラヤの花の民などでしょうか。ヨーロッパでも何百年前からの生活を守って平和に暮らしている国がある、と、いつかテレビで見ました>
物も必要ですが、争ってまで、体を痛めてまで、地球を汚してまでして手に入れるのはどうかなーとも思うことです。
”こころに花を咲かす”という言葉もあります。これは手間ひまもかからないし、お金もかからないので、一杯咲かせたいですねー。
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