2008年6月22日日曜日

人間とは(2)

 前回、なぜ人間が地球上にいるのか?について、見聞したことをご紹介しましたが、少し追加します。
1 カミは、地球に天と地を創られたあと、自分に似せて”人間(男性)”を創られた。
2 次に、その男性のあばら骨から”女性”を創られた。
3 カミは、天地を創られたあと、白人と黒人と黄色人種を創られ、それを世界の各地に配分された。
4 日本のある宗教では、カミサマは、人間を創るとき、魚の内臓の各部分を用いられた・・・と。
そして、10柱の神様が、分担して、人間の各臓器を守っている・・・と。

 日本のある宗教では「人間 神の子」という表現があります。
外国でも、「Sun of God」という表現があるようであります。
で、「人類は兄弟!!」ということになるのでしょうか。
<私は、「人間は みな イノチの兄弟」と受けとめています><イノチとは、人間の肉体の命の奥底にある”人間の本体”としてのイノチ!と考えてみて下さい>

 21世紀、今地球上に存在する六十数億の人間は、生命の尊厳性においては平等でありますが、地球上の表現形態は一人ひとり全部違います。
顔かたちも、運命も、健康・経済・寿命も、声も指紋もみな違います。
フシギだなーと、折々に考えるのですが、皆様はどうお考えでしょうか。
<ちなみに、北海道の大雪山山系には(もちろんそこだけではありませんが)一冬に「無限」と思える雪が降りますが、そして「雪の結晶は六角形」ということはみなご存知でしょうが、「その雪の結晶が、基本的には六角形であるが、一つ一つ”みな違う!!”のだそうです(北海道大学の研究)>
<私はこの話を聞いたとき”神業!!”と思いましたが、皆様はどうお考えでしょうか?>

 「人間は、同じ人間であるが、一人ひとりみな違う」訳は、現代科学で言えば「遺伝子」が違う!からでありましょう。
一人の人間は「60兆」の細胞から成り立っている。
その一つの細胞には「約30億」の遺伝情報がある(筑波大学教授 村上和雄著「生命の暗号」)のだそうです。<30億の情報量は、「1000ページの本で1000冊分(同著21P)だそうです>
<その暗号は誰が刷り込んだのか・・・と著書にあります>

 自分ー両親ー祖父母ー曾祖父母・・・10代さかのぼれば約千人の先祖があります。三十代遡れば約一兆の先祖があります。その中の「一人」欠けても「今の自分」はありません。
<三十台で先祖は終わりではありません。人類誕生より、”無限”と思える「ご先祖」があるわけです。
「そのご先祖の遺伝を全部持って、今、自分がここにある!!」訳ですねー。

 その遺伝の中には、「いいもの」もあるし「良くない(好もしくない)もの」もあるでしょう。
それらが、「誕生に、人生に」折々に発現し「運命を形造る」のだろうと感じさせられています。
「いいもの」が出てきたら「喜び感謝」し、「良くないもの」が出てきたら<人生の課題>「改善・改良・修復・向上」に全力を尽くす・・・。これが「地球学校」に誕生した者の「使命」で、円満に解決した者は、次<この世でもあの世でも!?>は一段と上級のクラスに進むのではないだろうか・・・と考えさせられているところであります。

 「人間として地上に生まれた」ということは、「大変な(重大な意味を持った、価値がある)ことだ」そうであります。
最低の生存条件で生まれても、最高の人生を築いた方もおられます。
幸せな条件で生まれても、苦しい人生を歩まれた方もあるようです。
”この子は弱いから十才までは生きられないだろう(医師も家族もそう思った)という人が、健康と養生に努力され、日本一と言われる画家になられ、百歳を超えるほど生きられた!!方もおられます。
 受け止め方、心構え、実行力、そしてその「継続」の結果でありましょう。
最近の新聞の紙面でも、不遇・逆境・難病を乗り越えて、「自他とも”立派”と認めるようになられた」方々の記事を折々見受け、嬉しく思ったり、見習いたい!と思ったりすることがあります。

 「人間は、素晴らしいものを内包している!!」 「努力次第で、どれほどにも良くなることが出来る!!」 と、また、感じさせられています。

 また「セイ」の記事が書けませんでした・・・。
オワビに今日のサンスポから
「米、おバカ女子高生17人 集団お遊び妊娠(全員16歳以下)」という記事を紹介します。
アメリカでは「性教育」が相当普及しているはずですのに・・・。
唯物論教育が主で、生命の尊厳性の教育<こころ・いのちの教育>が不十分な結果なのかなーという気がしていますが、皆様はいかがお考えでしょうか。
<ちなみに、アメリカで起こったことは、しばらくするとニホンに波及する・・・とか言いますから、日本で現実にならないことを願っています>

2008年6月19日木曜日

人間とは?

 「人生」を生きてゆくのは「人間」であります。その「人間」とは、地球上のいかなる存在でありましょうか?・・・と書き出しましたが、何を、どう書き始めたらよいのか、これは大変なことだと、ふとためらっています。
ダーウインの進化論の言うように、海水中に出来た「原始蛋白」から進化したものか、宇宙船に乗って他の星から来たものか(古事記)、実験室で創られた(クロード・ボロリン・ラエル)ものなのか・・・???
 「人間 この未知なるもの」というアレキシス・カレルの著書をひもといても、なかなか難解であります。
で、起源・発生はさておきまして、「今21世紀、地球上に棲息している”ホモサピエンス”という学名を持った二足歩行の脊椎哺乳動物”という定義から出発したいと思います。

 今から数千年前の人類は、木の葉っぱを身につけ、野の幸・山の幸・海の幸から食糧を得、「自然の一員」として、天地自然を畏れ、つつましく生きてきたようであります。
それが、この100年余りの時間の経過の中で、「地球の自然」によって生かされていることを忘れ、人間の快適性・便利・楽などの欲望のために、天地の自然を汚しまくり、武器を作って殺し合い、何千何万という「種」を絶滅に追いやり・・・と、好きほうだいしているのが現状のようであります。
このような状態が続くと、「人間」という「種」も絶滅に向かうのではなかろうか、と心配する向きもあるようです。
 こういった「異常状態」を整えるには、「欲望を控えめにする」ことと、「地球の自然性を守る」ために一人ひとりがささやかな努力を続けることと、「人間同士が争う<戦争も・家庭も>」ことを出来るだけ少なくすることが大事ではなかろうか・・・と、考えることであります。

 さあ、そのためには、たちまちどうするか・・・。
人間が健康に(幸せに)生きる上で「自然性」を先ず増やすことではなかろうかと考える次第であります。1)飲食に自然性を増やす 2)生活に自然性を増やす 3)仕事・休養・運動のバランスをとる
4)人間関係の和と調和に心がける 5)地球をなるたけ汚染しないように気をつける・・・。
<これらは、私のホームページ http://www.mishimaiin.jp で説明していますので、よかったらご覧になってください。

 2回・3回と、人生人生・・と硬いことを書きましたので、今日は少し軟らかく、「人間・性」について書こうと考えたのですが、こんな記事になってしまいました。悪しからずご諒承ください。
次回の「性関係」をオタノシミ?に(え!性のことなら聞かないでもよく知っている、ですって。そりゃーまーシツレイしました・・・)

2008年6月17日火曜日

人生・人生!? (2)

 人生は、健康、寿命、縁、幸不幸、経済問題、人間関係などが複雑に絡み合い、様々な問題が生じてきます。大変な問題を乗り越えて、自分も幸せになり、世のため人のために尽くされた方もおられます。問題を解決できず<解決の出来ない問題は出ない!ということのようでありますが・・・>身の不遇をかこつ方もおられるようであります。
 大変厳しい環境を乗り越えて、「天下を取った」方は、古くは豊臣秀吉、新しくは田中角栄(もと総理大臣)、松下幸之助(ナショナルの創設者)などがおられます。
最近では、社員4名から始めた会社から出発し、今、年商7500億円の大会社に発展させた社長(会長)がおられることをテレビで知りました。

 凄い、立派な方々がおられることに深甚の敬意を表するものですが、そんなにスゴイ人生でなくても、平凡に、健康で、一家仲良く、生活に困らないだけの収入があり、ささやかな喜びもあり、いくらかでも「世のため人のため」に役立つような生き方をしていたら、それも立派な生き方ではないだろうか・・・とも考えることであります。

 「平凡に生きることは、なかなか難しいことである」(ある人生大学の師の言葉)
「一生のなかで、一人でも人を助けた人は偉大な人である」(インドの聖人の言葉)

 「青年よ 大志を抱け!!」とはクラーク博士の言葉です。
大志を抱き、努力し、自他の幸福に努力し、大成されることは大変立派です。敬意を表します。
が、「ささやかに一隅を照らす」人生も立派な(と言えなくても、先ず先ずの)人生!・・・ではなかろうか、と(自己弁護?)考える昨今であります。
人生これからの若い世代にも、一年(とし)取った世代にもエールを送る次第であります。
「毎日、ニッコリ笑って頑張ろう!!イエーイ!!」

人生・人生!?

人間に生まれてウン十年、医師になってウン十年、結婚してウン十年、戦前・戦中・戦後を生き(生かせて頂き!)今日に至っています。
「人生いろいろ・・・」の歌がありますが、本当に”人生”は不思議なものだなー!!と感じ入っている昨今であります。
 よそ目には元気で順調にいっているように見えるかもしれませんが、本当に”いろいろ”ありました。今も”いろいろ”あります<いろいろあるのが人生!!>。
でも、その”いろいろ”をなんとか乗り越えて、一応元気で、日々の診療に、医師会活動に、小中学校の校医に、看護学院の講師に、往診に、ホームページの作成に、テニスに、時には大好きな上高地方面へのバスツアーに・・・と生きている<生かされている!>今日、”人生と言うものは、フシギだなー、一人ひとり大変な意味を持っているのだなー、と感慨を深めている昨今であります。

この「フシギさ」に思いをいたしたひとは「人生」を理解する「門」をくぐれた人かなーとも思うことであります。<ここで時間がなくなりました。後でまた書かせていただきます>

2008年6月16日月曜日

今、日本では、物質的には大変”シアワセ”な状況が続いています。
物は溢れています。食料も溢れています(ただし、日本の食糧自給率は39パーセントということです。今輸入が止まると、日本人の61パーセントは食うものが無い!?)
医学が発達し、大変な難病の治療が出来るようになりました。
沢山の”いい”薬も出来ています。
生活環境も、物凄く高度の改善が見られ、毎日の生活は、便利で、楽で、快適になっています。
社会的にも「自由」が増え、みんなのびのびと暮らせる時代であります。

それでは、一億三千万、みんな幸せで健康に生きているか・・・というと、ハイ!!とはっきり返事が出来る人は案外少ないのではないだろうかと考えさせられる昨今であります。
<特に、小中学校の春の身体検査では、児童や生徒の体質異常!?に驚かされています>
<背中が丸い・側湾症・メタボ・ハリソン溝・アトピー・喘息・心臓肥大・低血圧などなど>
(これらは、追々説明をしていく予定です)

私は医師ですので、「健康」に焦点を当て、「健康増進」(と「病気治療」)に焦点を当て、ご縁の皆様の健康向上にお役に立つように、ホームページを立ち上げ今日まで来ています。

皆様も、それを見ていただきたいのですが、飲食・呼吸法・運動と手入れ・生活・人間関係とこころ・・・
などが、180ページほどになりました。
これ以上追加すると、見に来ていただいた方がコンラン?されるのではないかと考え、健康法の追加や、ヒント、良い記事、折々感じたことなどをブログで公開することにしました。

「健康(と幸福!?)を求められる方々のお目に留まり、その方々の健康増進に少しでもお役に立てれば嬉しい限りです。

健康増進と治病を願われるお方は、たちまちは
www.mishimaiin.jpをご覧になってください。
そして、折々発表するブログも参考にして頂けたら嬉しく思います。
ではまた、皆様お元気で!!