2008年10月31日金曜日

仕事 休養 愛情 信仰

「人間(成人)は、毎日生きる中で、仕事・休養・愛情・信仰の四つが同じバランスであることが望ましい」と、いつか読んだ<アメリカの心理学者の言葉>ことを、折々思い出しています。
彼によると、この「生き方」が実行されると、丸い、円満な人格と人生が実現する。それは人間にとって<社会・国家にとっても>素晴らしい生き方である!!ということでした。

「仕事」は説明の必要は無いと思います。が、現在の日本では、「仕事をしている」よりも「仕事に追われている」と言う感じがありますし、目隠しされた馬車馬のように、仕事路線を突っ走っているようにも見受けられることです。(悪いことではありませんが、”余裕を持つことが望ましい”とこの学者は言っているのだと思います)

「休養」は、精神的・肉体的・時間的なそれがありますが、現代の日本では、アメリカの心理学者の言う時間よりもはるかに少ないような気がしています。

「愛情」は、身近な人間関係のことを言っているのだと思いますが、これは一言で説明するのは困難であります。が、夫婦・親子・兄弟姉妹・近親者・友人知人・会社や学校での人間関係を、暖かく、思いやりやいたわりあいを持って「お互いに”いい気持ち”で生きてゆくための心のあり方」の表現でありましょう。
愛情の無い人は人間ではないのだと思いますが、そして、愛情の無い人は無いのだと思いますが、「それの溢れた人、あるのに表現の少ない人、冷たい?人」が一般的には考えられます。
また、ある人に対しては暖かい、が、ある人に対しては冷たい!?という表現もあるようです。
愛情の表現には「遺伝」がからみます。で、その出現によって、同じ人でも、同じ人に対しても、あるときは暖かく、ある時は冷たく・・・という表現もあるようです。
いつでも、誰に対しても、暖かく接したいものであります。

「信仰」はこれまた説明が難しいものですが、また、彼がどういうつもりで語ったのか知りませんが、私は、「天地自然を尊崇し、ご先祖に感謝し、人間の奥底にある”生命”の尊厳性をお互いに尊びあう」ことが「信仰」の真意ではなかろうかと日々考えながら生きて<生かされて>います。
<これは大問題であり、また一人ひとりの考えが違うものであると<真実は一つであるにしても>考えますので、皆様、折々にお考えになってください>

「人間」とは誠に”フシギ”な生き物であります。
その本質の解明はなかなか出来ないものと考えますが、このような教えを、感じ、実践していますと、その一端に触れることが出来るのではないだろうか・・・という気がする昨今であります。

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