僕は、、昭和20年8月6日午前8時の原爆投下の前の晩、夜の八時発の列車で、広島から一時間ほどのところに集団疎開しました。<もう一晩広島にいたら、次の朝は影も形もなくなっていたでしょう>
その日、たまたま用事で広島に行き原爆にあった人、その時刻に広島に行く予定であったが、都合ができ、行かなくて助かった人、と、原爆はさまざまな運命を演出しました。
<原爆以外でも、航空機事故とか列車事故、交通事故などで、生死の明暗を分ける事件は沢山ありますが、なぜある人は助かり、ある人は亡くなるのでしょうか??>
<演出者は誰??>
私は、子供の時から今日まで、考えたら、5回ほど「生死の境」を経験しています。
若い時はそれほど感じませんでしたが年と経験を重ね、「人間」「生と死」「運命」などを考える機会が増えるにつけて、その「不思議さ」「神秘性」に感心・感嘆するばかりの今日この頃であります。
原爆投下は、沢山の非戦闘員の命を奪い、後遺症を残し、市街地を一瞬に焼け野原としたわけでありますが、戦争を早く終結させ、結果的に沢山の人命を助けた、というメリットを強調する向きもあります。<カミサマは、どのように結論づけられるのかなー!?と考えることです>
明治22年の「帝国憲法」発布から約60年、日本は三回の大きな戦争をしています。
昭和20年の「平和憲法」から60数年、日本は一度も戦争をしていません。
<シアワセの極みですが、シアワセに慣れて、最近は”平和ボケ?”の声も耳にします>
世界中を見渡せば、沢山の国家が戦争に明け暮れています<日本も、400年前は、日本人同士で殺し合い<戦国時代>をしていました!?>
「人間」というのは、不思議なイキモノですねー。
人間一人ひとりが生命の尊厳性を悟り、お互いの生命を尊重し、地球上のすべての人々が、仲良く助け合い、みんな笑顔で生きる日が早く来るように、願い祈るものです。
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