「健康・経済・和」が整うことが、今、地球に生きる人間にとって大切なアイテムでありますが、中でも大事なのは健康で、それに長寿が伴えば最高でありましょう。
「健康と長寿」は、遺伝によるものか、努力にゆるものか、といろいろ言われていますが、結論的にいえば、その両方による!ものでありましょう。<最近は、「努力」のほうが大きいのではないか、という気もしています>が、その「努力」も、質と方向性と量、さらには、「楽しく努力」しなかったら実りにくい!という話も聞きます(斎藤一人さんの説)
運命的なことを、全部”遺伝”と片づけてはいけないような気がしています。
「どれだけ努力しているか!!」と、折々考えるといいですねー。
前向きに、明るく楽しく努力していたら、そしてその”努力”を続けたら、努力に応じて、いい結果が出、いい人生が展開するのではないでしょうか。
最近、遺伝子のオン・オフということがよく言われます。
「人間」の中には、その人間発生(いつのことでしょうか??)から今日までのすべての遺伝が詰まっています。たぶん、ありとあらゆる遺伝子があると思います。
その中から、いいものが出てきたら”シアワセ!” 良くないものが出てきたら”フシアワセ!”という結果を招くのだと思いますが・・・。
それが「人間の考え方と生き様」によるようであります。
が、いいものが出てきて、シアワセが続くと、人間はなぜか努力を怠るようであります。
悪いものが出てきても、考え、反省し、明るい前向きな努力を続けると「いい結果」がでてくるでしょう。
<悪いことが起こって難儀した、でも、そのおかげで、結果的に良くなった!!となるといいですね!>
遺伝にこだわらず、「今」、最善の努力をすることが「いい遺伝子」の発現に繫がるのだと思います。
以上、一般論ですが、最近、アメリカで、「長寿遺伝子」の発現についての研究があります。
アメリカ、ウイスコンシン大学で25年研究されました。
同じ条件のカニクイザルで実験した。A群は普通量の餌を与えた。B群は30%少ない餌を与えた。
その結果、A群は年齢相当に老化(毛が抜け、皮膚がたるみ、顔も姿勢も衰えた)が見られたが、B群にはそれらの老化現象が少なく、若々しく元気であった、という結果が得られたそうです。
カロリー制限が、活性酸素の発生を減少させ、全身の細胞のン若返りを招いた結果だと考えられている。
「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)」が、2000年、アメリカ マサチュウセッツ大学の研究所で発見された。これは、血管の老化を遅らせる、遺伝子の修復、寿命を延ばす・・などの働きがあるそうです。
サーチュインが働くためには「少食・減食」がいいのだそうです。
現代、日本や欧米では「飽食」で、それでサーチュインが働かない(結果的に長生きできない!?)のだそうです。
7週間、食事の量と質に気をつけると、6倍から10倍、サーチュインが増えるのだそうです。
そして、健康と長寿を願うなら、30歳代か40歳代で始めたほうがよい、ということです。
<年齢は関係なく、「気づいた」人が、今から、始められたらいいのでは・・・と思います>
今、日本や欧米では飽食の時代で、少年や青年の「成人病傾向」(高脂血症・かくれ肥満・脂肪肝・背骨の湾曲・皮膚の異常などなど)が懸念されることです。
戦時中の少食(なにしろ食料が無かった!!)で育ってきた70-80-90歳代の方たちがいなくなったら、日本人の平均寿命が激減する(「41歳寿命説」)という話もあります。
食事に感謝し、健康に感謝し、平和に感謝し、できれば、「長寿遺伝子」を発現させて生きたいものであります。