
それからハンセイキ、この間何回か信州を訪れていますが、六月中旬、夫婦で上高地を訪れる機会を得ました。
河童橋と穂高連峰は上高地のシンボルとして有名です。紹介写真では山頂がくっきりと写されていますが、穂高の山頂を見られるのは五回通って1-2回でした。
このたびは、着いた日は半ばまでしか見えませんでしたが、次の日、明神池まで往復(6キロ)して来ましたら、このような山容を眼にすることが出来ました。
バンザイ!!と感激し、撮ったのがこの写真です。
上高地に行けるのは五月から十月までの六ヶ月間です。(あとの六ヶ月は、雪をかぶって”自然”のままで存在するわけです) 環境保護のため、自家用車の乗り入れが規制されています。旅行者はごみを残してはいけません。植物や石なども持ち帰ってはいけません。サルやカモなどの現地の動物に餌さなどを与えてはいけません。
このような自然保護がしっかりと守られて、上高地は「神降地」と言われた神秘的な美しさと自然を今日に伝えている訳であります。
「旅に出る」のは、嬉しいからか、淋しいからか、探究心からか、暇で困っている?からか・・・。
昔の旅は「足」でするもので、遠方に行くときは関係者、水盃で、覚悟(生死の)をして出発したようです。それから、馬と駕籠の時代を過ぎて、今は車・新幹線・飛行機の時代です。
早く、楽で、便利になりましたが、なんだか味と趣きが少なくなり、地球汚染も進んでいるようです。
旅に出るためには、時間・体力・お金・タイミング・家庭内の和・・・などが必要ですねー。
それに「方角!?」なども考える必要があるのかなーなどと考えることです。
旅(小旅行でも)から変えると、ささやかな「我が家」の良さも再発見できたりすることです。