2009年5月20日水曜日

地球は人間の修行の星


こんな美しい花を、生駒山麓の往診先の家の軒下で見つけました。
去年は咲かなかったのだそうです。(写真を撮ってから数日で、この花は散っていきました)
”花は美しく咲いても、いつかは散っていくのです。可愛い小鳥を飼っていてもいつかは死んでいくのです・・・”と「無常」をうたった詩があります。
人間の世界でも、”盛者必滅会者定離”という言葉があり、盛者だけでなく「生」あるものは(地球上に生を受けたものは)いつかは総て「この世」から消えていきます。
人間はいつどうして地球上に出現したのでしょうかねー!?
本当にサルから進化したのでしょうかねー?
遺伝・因縁というものは、いつから、どうして始まったのでしょうかねー?
「人間」のことを考えるとなんだか訳がわからなくなりますねー。
また、「人間には前世があるのか、死んだ後があるのか・・・」という大問題があります。
「人間は平等だ!」と言います。が、地球上の人間は、60数億人、全く平等ではありません。
これについての論議は難解ですが、今の私の見解は「人間は、生命の尊厳性においては平等である」
「しかし、現実的には全く不平等である。そしてそのよって来るモトは前世にあるのではないだろうか」
というものであります。
霊能者・神智学者・サイ研究者の方々から見れば、これは”ごく当たり前”の見解だと思うのですが、そういう世界と全く無縁の方にとっては???と思われるでしょう。
「眼に見えない、現代科学で証明できない」問題についての説明は困難でありますので、今日のところはこれまでにしますが、興味がおありのお方は勉強なさってください。最近は「眼に見えない世界」の本が沢山出ています。
で、そこで「表題」です。「人間は、”この世”で修行するために生まれた来ている」のではないかなー」と思うわけであります。
で、「修行目的」に応じた様々な「人生問題」が出てくる・・・のではないかと考えます。
その問題を円満に完全に解決したら、その人の「運命的レベル」がアップするのではなかろうか・・・と考える次第です。そうすると、この世でも次の世でも、運命が向上するのではないでしょうか>
<解決が不十分であったり、解決から逃げ出したりしたら、もっと大きな問題が出てくる!?>
<人生問題で、解決の出来ない問題は出ない!>
考えるほど、学ぶほど、年を経るほど、「人間・地球」のフシギさに感心するばかりです。
道元禅師が言われた「生を明らめ死を明らめるは、仏家一大事の因縁なり」の解決に一歩近づけているかなーとも考えることです。
このようなことを折々は考えるのも大事ですが、「現実生活」の充実・発展・向上もおろそかにしないで日々努力したいものであります。私も努力中です。